試験概要ガイドの第2回では、実際にFP3級を申し込むところから、当日の受験、結果確認までの流れを解説します。前回説明した通り、現在のFP3級はパソコンで受験する「CBT方式」なので、従来の紙の試験とは申し込み方法や当日の持ち物が異なります。
受検料
| 科目 | 受検料 |
|---|---|
| 学科試験 | 4,000円(非課税) |
| 実技試験 | 4,000円(非課税) |
| 学科+実技(同時申し込み) | 合計8,000円 |
学科と実技は、同じ日にまとめて受けることも、別々の日に分けて受けることもできます。
申し込みの手順
1日本FP協会またはきんざいのサイトから、CBT試験の受検者ページで個人アカウントを作成する
2「学科+実技」「学科のみ」「実技のみ」を選び、希望の会場(テストセンター)・日時を選択する
3受検料を支払う(クレジットカード・コンビニ決済・Pay-easy等)
4支払いが完了すると予約確定。受検日の3日前まで日時変更が可能
コンビニ決済・Pay-easyを選んだ場合、期限内に支払いが完了しないと予約が自動的にキャンセルされてしまう点には注意してください。
当日の持ち物と、持ち込めないもの
CBT方式になったことで、持ち物のルールが紙の試験とは大きく変わりました。
✅ 持って行くもの
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等)
🚫 持ち込めないもの
- 自分の電卓
- 筆記用具
- 腕時計
- スマートフォン等の私物全般
受検票は発行されません。本人確認書類がないと、そもそも受験できないので、これだけは絶対に忘れないようにしてください。私物の電卓・筆記用具・腕時計は会場のロッカーに預けることになります。
会場で使うもの(貸与品)
- 計算:パソコンの画面上に表示される電卓機能を使用(実際の電卓とは操作感が少し違うので、事前に慣れておくのがおすすめ)
- メモ:会場で配られるメモ用紙・鉛筆を使用
- 時間管理:画面に表示されるデジタル時計で確認
特に「画面上の電卓」は、ふだん使っている電卓と勝手が違うため、事前に操作方法を確認しておくと当日戸惑いません。
試験当日の流れ
1会場に到着し、受付で本人確認書類を提示
2私物をロッカーに預ける
3指定された席に着席し、試験開始
4解答が終わったら、時間内であれば途中退出も可能
5試験終了後、その場で画面に得点(スコアレポート)が表示される(合否そのものはまだ発表されない)
紙の試験と違い、その場で得点だけは確認できるのがCBT方式の特徴です。合格ラインは6割なので、その場で合格見込みの目安はつきますが、正式な合否の発表は、受検日の翌月中旬に受検者ページ上で行われます。この点は次回(第4回)で詳しく説明します。
2児の父
工場勤務
独学でFP2級・宅建士合格
私が受けた時も、画面上の電卓には少し戸惑いました。事前に操作方法を調べておいたおかげで、当日は落ち着いて計算に集中できたのを覚えています。地味なポイントですが、知っているだけで当日の余裕がかなり変わります。