FP3級の実技試験(資産設計提案業務)で、最初につまずく人が多いのが「6つの係数」です。名前が似ていて、どれがどれだか混乱しやすいポイントですが、実は問題文の聞かれ方さえパターン化して覚えてしまえば、迷わなくなります。この記事では、6つの係数を整理して、見分け方を解説します。
そもそも「係数」とは何か
係数とは、ざっくり言うと「お金の計算をラクにするための、あらかじめ計算済みの数字」です。例えば「今100万円を年利1%で10年間複利運用したらいくらになるか」を自分で計算しようとすると大変ですが、試験では「その答えを出すための数字(係数)」が表としてあらかじめ与えられます。なので、自分で難しい計算式を組み立てる必要はなく、「どの係数を使うか」さえ選べれば、あとは掛け算するだけです。
6つの係数、それぞれの役割
迷わないための覚え方のコツ
6つを個別に丸暗記しようとすると混乱するので、まずは次の2つの軸で整理するのがおすすめです。
| 一括(今 ⇔ 将来) | 毎年(積立・受取) | |
|---|---|---|
| 将来のことを知りたい | 終価係数 | 年金終価係数 |
| 今いくら必要か知りたい | 現価係数 | 年金現価係数 |
| 目標から逆算したい | 減債基金係数 | 資本回収係数 |
この表のように整理すると、「今回の問題は、一括の話なのか、毎年の話なのか」「将来を知りたいのか、今を知りたいのか」の2つの質問に答えるだけで、使う係数が自動的に絞られていきます。丸暗記より、この「分類」で覚える方がずっと迷いにくくなります。
私自身、最初はこの6つを全部丸暗記しようとして混乱しました。「一括か、毎年か」「将来を知りたいのか、今を知りたいのか」という2つの軸で整理してからは、迷わず選べるようになりました。
まとめ:分類で覚えれば怖くない
6つの係数は、名前だけを見ると似ていて混乱しやすいですが、「一括か毎年か」「将来を知りたいか今を知りたいか」で整理すれば、迷う場面はぐっと減ります。試験では係数表が与えられるので、計算そのものは掛け算1回で終わります。まずはこの分類を頭に入れておくことが、実技対策の第一歩です。
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